当測定室の
ご紹介

 

秋田放射能測定室『べぐれでねが』は、東京大学との共同研究により、子供たちの内部被曝を防ぐため、食品の放射能汚染について精密測定を行っております。

 

処理を施した減容化後の牡蠣

 

震災前の汚染水準との比較を目指し、試料に処理を施す等、できる限り低下限値での測定を行います。これは、震災前の汚染レベルと同等以下の汚染を証明することで、真の意味での風評被害を防ぐことが出来ると考えるからです。

 

 

さらに、福島原発由来のであることを放射能汚染を証明することができる134Cs(セシウム134:放射性セシウム)は、半減期が約2年と短く、現在ではキノコ、レンコン、サツマイモや山菜、etc… に代表される一般的に濃縮されやすい食品以外は、高性能なGe(ゲルマニウム半導体検出器)を用いた測定を行わなければ定量することが出来ないのが現状です。

 

 

 

高精度測定を行う別の側面として、万が一次に原発事故等の広域にわたる放射能汚染が発生した場合、事故前の正確な汚染データを残しておくことが重要です。事故前との汚染を比較する上で、正確な値を定量することに意義があると考えています。

 

正確な汚染のデータベースを作成することで、放射性物質の新たな汚染拡散の抑止力となるべく、それと同時に今後、低線量内部被曝による健康被害等が生じてしまった場合、精密測定によるデータの蓄積がそれを立証する唯一の鍵となります。第二、第三の水俣病を防ぐためにも市民が主体となりそれを監視することが重要と考えます。

 

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真空凍結乾燥機

 

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Ge半導体検出器(東京大学)

 

測定体制としては、当測定室にて試料の購入や前処理を施し、東京大学にてGe(ゲルマニウム)半導体検出器を用い測定を行います。

 

伊方原発(Ge半導体検出器を用いた環境試料の調査を実施)

 

運営については莫大な費用がかかるのが実情ですが、食品の放射能汚染を気にされる方に広くデータを知って頂くため、あえて会員制などはとっておりません。各ご家庭の経済状況にかかわらず、開けた情報を提供していきたいと考えております。

 

なお、当測定室は皆様のご寄付、我が家からの持ち出しにより運営・維持を行っております。

 

今後とも当測定室をご愛顧頂けますと幸いです。

 

 

「べぐれでねが」は、皆さんの優しさで運営されている、市民測定所です

4p_べぐれでねが015p_べぐれでねが02 Qベク 新田さん作

一度もお会いしたことのない方からの沢山のご支援(海外からも)、全国のボランティアさん、理化学機器メーカーさん、電気工事の業者さん、小売店さん、etc…

 

沢山の方からの善意により、奇跡的に測定所を運営することができています。

 

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夫婦フルタイム勤務の中、ボランティアさんたちとも協力し、測定を行います。

 

 

東京大学共同研究実績

・第25回環境化学討論会にてこれまでの成果を発表。アオザメの測定データについて、情報共有を行いました。(2016/6)

流通食品中の放射性物質の高精度測定

○堀 まゆみ1、小豆川 勝見1、齊藤 拓也2、松尾 基之1
(1 東大院総合、2 秋田放射能測定室「べぐれでねが」)

 

・食品中の放射性セシウムの高精度分析が学術的に評価され、論文(国際誌:査読有)が受理されました(2015/8)

K. Shozugawa, T. Saito, M. Hori, M. Matsuo, High Sensitive Analysis of Radioactive Cesium in Japanese Foodstuffs: Three Years after the Fukushima Accident,Journal of Radioanalytical and Nuclear Chemistry, accepted.

リンク

 

・2015/4  放射性物質に関する国際学会(Methods & Applications of radioanalytical chemistry X)にて2014年に測定した96試料の食品中の放射性セシウムについて発表(共同発表)

 

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2015/2 岩波書店『科学』2月号掲載

リンク

 

メディア掲載実績

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2014/6 TV掲載(ABS秋田放送)

2014/3 新聞掲載(秋田魁新報)

運営資金のカンパのお願い
当測定室の維持は、皆様のカンパにて運営しております。参考になりました結果等ございましたら、ご支援の程よろしくお願いいたします。

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