先日とある測定所の方とお話するきっかけがあったので書き起こしてみました。
ネットには有用無用な情報が沢山散らばっていますが、正しい情報であっても情報の出し方って実はとっても大切だと思うのね。市民測定所は震災直後はゴリゴリの勢いがあったので、当時は測定精度が低くても、測定結果を出すだけでも、あふれるほどのニーズがあったから沢山の人に見てもらえて支えられていました。当時は適当な情報の出し方でもめちゃめちゃ沢山の方に拡散してもらえたのね。
そこから、震災から年月が立つにつれて沢山の方が興味を失っていってしまったの。測定数が増えるに連れて汚染の傾向もつかめてきたりしたのもあるのかと思います。ただ、傾向はあれどアオザメや岩手の椎茸のようなイレギュラーなのもたまにあったりするので測定は継続していく必要があるとは今でも考えています。
https://beguredenega.com/archives/9498
https://beguredenega.com/archives/10150
今の測定所が世間に受け入れられるには、先ずはしっかりとした測定精度(シンチで長時間とかのごまかしではなく)が必要なのは大前提で、加えて沢山の人に見てもらえるような情報の出し方なのかなって感じています。いい意味でメディアを見習わないといけないのかなって。自分で情報を取りに来る人ってのはとても少ないから、どうやったら自然と興味を持ってもらえて、自然と拡散されるのか?このあたりを意識する必要があると思うんです。
測定所を運営する人って基本的には優しい人だったり、とってもまじめな人だったりするのですがこのあたりが超苦手^^; なので、真面目すぎるのを捨てて少しチャラいくらいがちょうどいいのかなって思うの。
やっぱりそれには例えば可愛いだったり、華やかだったり、面白いだったり、おバカ要素だったり・・・。批判するだけではなくて、そういったポジティブな人を惹き付ける要素がないと人って興味を持ってくれないと思うんです。たとえしっかりとした情報でも、測定結果だけとか暗い要素だけだと結局は一部にしか拡散されない。
こういう言い方って良くないかもですが、沢山の人に興味を持ってもらえるには右や左寄りの方の寄り合いだけではなく、真ん中の人にいかにたくさん興味を持ってもらえるか、いかにそこからつまみ出すかが課題だと思うのね。これがいちばん重要なポイントだと思うの。結局どっちかだけで盛り上がっても何も変わらない。
例えばうちの場合は、測定に興味を持ってくださった方が拡散してくださり、たまたま見かけた小さなお子様をお持ちのお母さんが、猫が好きだというきっかけで読者さんになってくださったりもします。そこから沢山の食べ物に放射性物質が含まれていると知る切っ掛けになり、今の原子力政策に対する疑問を持ってくださったり。こういった流れを作ることが大切なのかなって思います。
このあたりを学んでいかないと、きっと測定所は消えていくだけなのかな?時代の変遷に取り残されてしまうのかな?って。つまるところは、その時の世間のニーズに合わせて測定所も変わらないと駄目なのかな?って。今の測定所を取り巻く現状では、すでにそこまで考えていかなければ行けない段階だと思うの。
今日上げた例は自分でもあまり出来ていなくて答えは見つかっていないのですが、課題だと思って測定所を運営しています。これらが今の測定所を取り巻く現状やそれに対する率直な意見かな。市民測定っていうのは原発事故がきっかけで出来たとても素晴らしい活動だと思うんです。だからこそ、こういった草の根の市民活動が沢山の方に周知されるとうれしいですよね。
以上
長文になりましたがここまで読んで頂き大変ありがとうございました。もしご賛同いただける方は是非とも拡散をお願いします( ゚ω^ )b
めたぼ
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それでは本日はこの辺で・・・。
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