本日は無添加・ローベクレルパンで有名な「会員制ベーカリー・デッセム」廣瀬さんからの持ち込み測定となります。
そう言えば以前、東京都内のパン屋さんのパンから137Csが定量された事がありました。
本日の試料は「会員制ベーカリー・デッセム」にて使用される主要原材料とのこと。
かくいう我が家も実は会員になってしまったのでした(*^_^*)
先日もお会いしてお話する機会があったのですが、無添加に加え放射性物質に関して精密な測定をされるとのことで、まっすぐに食の安全を追求される姿に感銘をうけたのでした。
それでは測定の始まりですヽ(=´▽`=)ノ
本日発表の全試料は東京大学のGe半導体検出器にて測定を行いました。
オリーブオイル(スペイン産)
無事に不検出に(^_-)-☆
卵(山梨県南巨摩群 市川養鶏場 鶏卵)
バットに広げ
精密測定のために乾燥。この後粉砕。
精密測定を行いましたが、無事不検出(^_-)-☆
バター(ニュージーランド産)
乳製品全般から放射性セシウムが検出されやすい中、なんと無事に不検出( ゚ω^ )b
小麦(北海道産)
パンの中の原材料でも比率が高めである小麦の方も無事に不検出(*^_^*)
水(山梨県)
こびりついた分も綺麗にこそぎ落とし、測定しました。
ミリベクレルオーダー、1/1000(Bq/kg)レベルまでの精密測定を行ってもなお放射性セシウムが検出されることはありませんでした(^o^)
パンの主要原材料である水と小麦粉がこのレベルで不検出になるとは、放射性物質に関してはかなり低めのパンができると期待できそうです(*^_^*)
そして、最後に鬼門である牛乳へ・・・
牛乳
放射性セシウムである137Csが検出されました(+_+)
震災前の原乳の平均値である0.0082(Bq/L≒Bq/kg)と比較すると若干高めの値と言えそうです。
色々とお話を伺うと、パンの中での牛乳の原材料比率は意外にもそれほど多くないため、正直これを使うかどうかは迷われているようです。そして、この後も別の牛乳をお持ち込みいただいており、加えて豆乳の測定・導入も検討するとのことで本気で放射性物質の少ないパンを目指してくれていることがわかります。
正直ここまで本気で測定をされた方は初めてでした・・・
牛乳に関しては安定供給、鮮度、コストなどを考慮すると、できれば近場が良いとのことですが、今回の測定値も含めトータルで考えたいとのこと。
個人的には、食品業界全てでこういった厳しい測定がスタンダートになることを願ってやみません。
みなさんも是非応援してあげてくださいね(^_-)
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それでは本日はこの辺で・・・。
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