やっとこさ体調が戻ってきためたぼです。しかし夏風邪って長いんですね・・・。お陰で有給休暇ほとんど使い果たしてしまいました(^_^;)
さて、本日はバーモントカレー。今まではカレールーから検出された例はあったかなぁ?とりあえずおもいっきり低い下限値まで測ったらどうなるのか?
うちの測定所で目指すレベルは震災前レベルの放射能汚染かどうかの判別。そこまでを見ていきたのです。
下限値以下不検出だけど実際は検出されたとか、何だか無念なので(´・ω・`)
無料とはいえ正確で精密な値を皆さんに提示できるように心がけております。下限値を極力低くし、しかも実際に測ることの出来る下限値となるようにしています。
そのために検体を濃縮し、性能の高いゲルマニウム半導体検出器で計測をします。しつこいけど、手間も費用も時間も通常の測定とは桁外れです。費用だけ見ても軽く10倍以上かかります。これは純粋にその時にかかる費用(電気代、消耗品など)で機器の消耗・維持、減価償却分などは一切含まなくてもその程度の費用がかかります。1回の総費用が1万円を切ったらかなりラッキーくらいの感覚です・・・。
前処理
業務用の大きなカレールー8キロ分を購入
3バットに分けて炭化します。加熱するとこのカレールーはどうなってしまうのか??
炭化させると・・・
写真ではわかりにくいですが、むせるレベルの煙が出てきます(^_^;)
ある程度田舎の一軒家で近所と距離が離れていないと厳しいレベルの煙。最近8キロ以上を一気に処理するようになりより実感するのでした。
数日間乾燥機で予備灰化を施します(2-3日)
やはりお前はカレールーだったか、と言う感じ。熱のせいで全体に広がっています。
表面はもちろんカリッカリ
ここでさらに電気炉にかけて炭化させます(コチラも2-3日)
この電気炉は一般家庭1件分程度の電気を消費するとのことです(電気屋さんより)
ピカピカの状態から一気にこの状態まで汚れます。汚れはタール状のものがこびりつき大人二人で軽く半日以上清掃の時間がかかります。この作業がなんと毎回orz
キラキラ綺麗ー
ということで苦戦しまくった末に出来た作品がコチラ。
本当に炭になってしまいました(^_^;)
しかし、当初想定していたよりも減容化は出来ず8kg > 4.5kg程度の減容化となりました。この辺りの検体量の加減も難しいところ。
コチラを粉砕職人ママさんへとバトンタッチします。
blendtec先生を使い
見事に粉砕できました。ママさんお疲れ様です(∩´∀`)∩ワーイ
せっかくここまで頑張ったのでゲルマの外注をします。
今回も長い道のりでしたが、はたして放射性物質は検出されるのか?気になる結果は・・・
検査結果
Cs-137:0.0413 ± 0.0061(Bq/kg)
Cs-134:検出下限値又は検出限界 0.0253(Bq/kg)にて不検出
そしてそして大切なことは、今回のこの検査ではCs-134のピークは全くと言っていいほどなかったとのこと。つまり原発事故以前からこの程度の汚染があった可能性が高いです(これもゲルマの能力のお陰でわかるのです。非電化工房ではこれはかなり大雑把にしか把握出来ません・・・)。
ここまできっちり測ることで真の意味で風評以外はなくなるのではないでしょうか?国が率先してやってくれればいいのですが・・・
食べるも自由、食べないも自由、皆さん個々の基準で決めてください。自分のお金を使って食べ物を購入するのに人にとやかく言われる筋合いもありませんから。
※国や自治体よりもずっと高い精度を目指して測定しています。活動にご賛同いただける方は活動資金のカンパをお願い致します。現在残り1検体分ほどしか残高がありません(この他に借入もあります・・・)何卒継続的なご支援をよろしくお願いいたしますm(_ _)m
クレジットカード(VISA,MASTER)による寄付
1,000円以上の任意の金額での活動支援が出来ます。今後の活動継続のため、ご支援をよろしくお願いいたします。
カンパ
前回の更新より2名の方から温かいご支援を頂きました。ありがとうございましたm(_ _)m
めたぼ家の近況
筆に反応するルル
ひげがピーンと
じゃれじゃれ
じゃれているうちに横に落ちて
筆にはまってしまったようです。
ロロも可愛いですよー。艶々のキジトラちゃんです。
おやすみなさーい(*´ω`*)
それでは今日はこのへんで(´∀`*)ノシ バイバイ
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