それは出張先での出来事・・・
ここ最近福島へ出張に行く頻度も増えてきており、当日も前日に宮城県へと宿泊。その宿のすぐ近くにある居酒屋での出来事。
とてもこじんまりとした居酒屋で話しやすいママさんがカウンター内に1名。いろいろと話をしていくうちに測定のことや被災地での撮影についても話をすることができました。
すると・・・。
「このDVDに当時の津波被害の記録があるよ。それは、以前来てくれていたお客さんが私にくれたものなの。ただ、何年も経つけどまだ中を見ることができていないのよ・・・」
話を聞くと、当時お店のちかくに住んでいた若者が津波被害の記録を残さなければと必死に撮影したものらしい。
ママさんも津波から必死に逃げ、近所の人がなくなる光景も目の当たりにしたそうな。
帰宅後中を見てみると当時の津波被害の写真がたくさん・・・。
「しかし、その時のお客さん必死に頑張ったんだなぁ・・・」
後世に伝えなければと必死に撮影した様子が目に浮かびました。
そんな貴重なデータを、2011年当時の宮城県沿岸部の写真を津波被害を忘れないためにもここに公開したいと思います。
当時の凄惨な津波被害の写真があります。苦手な方はここから先はご覧になることの無い様お願いいたします。
(画像はクリックすると拡大できます)
津波の威力、言葉を失うほどに凄まじいです・・・
沢山の方の犠牲が決して忘れられてしまうことの無いよう、そして次に津波が来てもいち早く多くの人が安全な場所へ避難できるよう、被害が最小限に抑えられるよう・・・
年に一度だけでも家族で地震や津波のことを話し合ってみたりするのはいかがでしょうか?
それがなくなった方へ対しても私達が最大限にできることなのかと思います。
次は一人でも多くの命が助かることを願って・・・
(2019年3月浪江町:避難区域が解除された街と除染土が入ったフレコンバッグが共存する光景)
そして・・・、実際は津波被害に加え大量の放射性物質がこの地にも降り注ぎました・・・。
忘れられがちな放射性物質による環境汚染の話題ですが、こちらも併せてご覧になっていただけますと幸いです。
関連動画
※応援いただける方は、できれば記事のシェアやリツイートをお願い致します。
(但し、測定結果画像の無断転載・盗用はご遠慮ください)
↑こちらをクリックしていただけると育児ブログランキングが上がる仕組みです(1日一回まで)