秋田放射能測定室「べぐれでねが」では3月の中旬に避難解除された福島県大熊町にある大野駅を中心とした線量率の測定を実施。
その結果について簡単にご報告できればと思っています。
大熊町大野駅周辺①
見ずらいですが、こちらは駅の西口側。右側にある矢印の先に側溝があります。
地上約1cmの高さで6.92(μSv/h)
大野駅周辺②
地上約1cmの高さで14.73(μSv/h)
大野駅周辺③
地上約1cmの高さで7.75(μSv/h)
大野駅周辺④
東口入口排水溝付近5.54(μSv/h)
大野駅周辺⑤
階段下、窪みの箇所コンクリートから約1cmの高さで6.14(μSv/h)
大野駅周辺⑥
コンクリートから約1cmの高さで5.53(μSv/h)
大熊町大字下野上①
駅を出て少し車で走ります。地上約1cmの高さで10.59(μSv/h)
大熊町大字下野上②
使われることのなくなった洗車場。地上約1cmの高さで6.49(μSv/h)
その他
車内からの測定も含めた全体的な線量としては双葉駅周辺よりも大野駅-大野病院周辺のほうが高い印象でした。時間の関係もありこのへんで退散することとなりましたがじっくり測ればまだまだ高いところは間違いなく出てくるかと思います。それ以外にいくつか印象的だった写真を・・・
当日はたくさんのマスコミの方が来ていましたが、線量を測っている様子は全くありませんでした。
個人的にはそこが最も大切かと思うのですが、そもそもこの周辺は何故帰還困難区域なのか?しっかりと除染されているのか?
マスコミの方にはそのへんも取り上げてもらいたかったです。
こちらはJR職員の方。かなり久しぶりの全線復旧とのことで緊張感が伝わってきます。
双葉駅と異なり周囲は帰還困難区域としてほぼ完全に閉鎖されていました。写真は子どもたちがいなくなってしまった公園・・・
線量がモニタリングされています。
特急ひたち
駅の構内を一歩出るとこの有様。フェンスに近づくだけでぐんと線量が上がります。駅の周辺に限りよっぽど気合をれて除染したのでしょうかね・・・。
べぐれでねがでは今後もこの周辺の測定を続けていこうと思っています。今後も取材を続けるため、記事の情報がお役に立ちましたら活動資金のご支援をお願い致します(_ _)
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