秋田放射能測定室「べぐれでねが」では3月の中旬に避難解除された双葉駅を中心に周辺地域の線量率の測定を実施。
とにかくそこら中に10-15(μSv/h)の箇所が点在しており、普通の方には決しておすすめできる場所ではありませんでした・・・。できればタイベックがほしいくらいの場所で、ある程度の性能を持ったマスクは必須です。写真の箇所は双葉駅周辺で25.41(μSv/h)が表示されています。
世の中はコロナの話題で持ちきりですが、浪江町や双葉駅周辺の光景についてみなさんとシェアできればと思います。
請戸漁港を出発
請戸漁港から海沿いを走り双葉厚生病院方向へ向かいます。津波被害で未だに建物がない場所にぽつんと一つ水産会社の建物が・・・
汚染水問題もこの先どうなるかわからない中、この近辺の魚を使うと思うとなんだか複雑だよね・・・。
この辺ではよく見る光景ですが、汚染土壌などを運搬するダンプが連なって走ります。
ここからは以前はゲートが設置されていて入れなかった箇所。ゲートから双葉厚生病院方向へ抜けます。
双葉駅へ到着
ぽつんと残された人形・・・。
薬局内には当時の薬類が残されたままだった。
とてもおしゃれなお家でしたが、家を建てた当時はまさかこんな目に遭うとは思ってなかっただろうね・・・。
ここで住む未来を夢見て家を建てたのだと思うと心が痛む・・・。
街のいたる所には2時46分過ぎを指したままの時計が。悔やんでも悔やみきれない2時46分。
当時の線量はこんなものではない位に高線量環境だった。避難された方にはただただ健康に、そして幸せに生きていていただきたい・・・
双葉町消防団
室内にはサージカルマスクの箱が置かれたまま。まさかこんなちっぽけなマスクで原子力災害に対応したのだろうか・・・
http://www.futabashobohonbu.jp/futaba_fire.htmlより引用
中にかけてあった写真。原発事故は彼らからどれだけの大切なものを奪ってしまったのだろう・・・
関連動画
周辺の放射能汚染状況についての関連記事
最後にお願いが・・・
取材には撮影機材のレンタル費用、測定器の校正などの定期的なメンテナンス費用、その他所持機材の保険料、衣服やタイベック・靴も一日毎に使い捨てとなります。上記に加え移動費・宿泊費用がかかります。写真は積算線量計でこちらも1年毎の校正作業が必要です。
「べぐれでねが」では今後もこういった取材を続けていこうと思っています。取材を続けるためには資金が必要ですので、記事の情報がお役に立ちましたら活動資金のご支援をお願い致します(_ _)
クレジットカード(VISA,MASTER)による寄付
1,000円以上の任意の金額での活動支援が出来ます。今後の活動継続のため、ご支援をよろしくお願いいたします。
(金額に関してですが、全角での入力はエラーになるため、必ず半角でのご入力をお願い致します(_ _))
※応援いただける方は、できれば記事のシェアやリツイートをお願い致します。
↑こちらをクリックしていただけるとブログランキングが上がる仕組みです(1日一回まで)