さて、本日はぱぱっといきます。
本日の試料は北海道のホールコーン
北海道のものと言えば北海道のじゃがいもや、小豆、スキムミルクから137Csが検出された例がありました。
今回もかなり厳しめの濃縮を行い、北海道のコーンを検査してみます。
まずは凍結乾燥(フリーズドライ)の準備
冷凍庫の急冷を活用し、中心部分までしっかりと冷やします。
キャップを閉め
オイル量、オイルの色を確認した後機器を動作させ
トラップ冷却温度が規定温度に達したことを確認、その後真空ポンプを稼働させ規定真空度に達したことを確認し
試料の処理を開始
コーンは水分量が多いため、約22時間ほどで水分のトラップ容量の限界付近になってしまいました。
真空凍結をいったん解除した後、デフロスト(除氷)し試料を再凍結させた後、処理を再開
延時間約35時間ほどで処理を終えます。
同様にデフロストし、機械の清掃。凍結乾燥瓶・キャップの清掃と乾燥を行います。
今度はこちらをさらに定温乾燥器で処理105-150℃にて数日間処理
数日後・・・
試料が完成しました(=^..^=)ミャー
今度はこちらをボランティアパパさんへと粉砕依頼
綺麗に粉砕できました(〃^∇^)
今回も東京大学へとGe(ゲルマニウム半導体検出器)での測定を依頼
気になる結果ですが・・・
この通りの結果となりました。放射性セシウムのピークも全くなし
しっかりとした下限値での価値のある不検出かと思います(〃^∇^)
※只今、電気炉の移転関連費用や修繕費用に伴い次の試料購入資金が不足しています。測定室の維持継続のため、何卒皆様のご支援をよろしくお願いいたします<(_ _)>
それでは本日はこの辺で・・・。
☆。.:*:・’゜ヽ( ´ー`)ノ まったね~♪
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