べぐれでねが

-気が向いたらセシウムを検査するブログ-

2017年 福島県産 梨(幸水)

 

前回発表した。誰でも通ることができる、国道6号線帰還困難区域内の放射線量を測定しています。

 

 

頑張って行ってきましたので、是非ご覧になってみてください(_ _)

 

 

本日の試料

2017年度収穫、福島県産の梨になります。本日用意した梨の量はなんと・・・Σ(・∀・;)

 

 

 

21kg(;・∀・)

 

 

 

精密な測定を行うためには、こういった大量の試料を必要とします。これでも最近の感覚だとあまり多い感じはしないです。

 

 

物によっては軽く50kg超えのものもあります・・・。

 

 

まずは、表面の土や埃が汚染が原因で誤測定とならないよう、きれいに洗い流します。

 

凍結乾燥の前準備として、試料をダイスカットします。なんとこの機械はスライスだけではなく、ダイスカットもできます。

 

給食のおばちゃんになりきり、みんなで手分けしながら作業を続け

 

凍結乾燥のためのダイスカットが完了しました。ここから大型の冷蔵庫で試料を冷凍。

 

凍結乾燥の開始

 

まずは56時間ほど処理

 

 

 

大量の水が抜けます。

 

次の試料へ

 

70時間ほど処理

 

と、ここまで2度凍結乾燥をやってみたものの・・・

 

 

試料が瓶に固着してしまっていて、今回の梨はあまり凍結乾燥と相性が良くない模様・・・

(試料を取り出すのにかなり時間がかかってしまう)

 

 

 

ここからは通常の強熱乾燥へ。まずは80度にて3日間処理。次いで105度にて3日間ほど処理。

 

 

 

 

 

 

 

21kgの梨を2.2kg程まで減容化させることができました。

 

最後は試料を粉砕

 

試料が完成しました。

産地情報

【原材料情報】
収穫場所 福島県(詳細不明)
収穫時期 2017年8月から9月

【放射能検査】
測定なし
国の基準にて出荷されているものを販売している

 

上記の試料ですが、高精度なGe(ゲルマニウム半導体検出器)での精密測定を実施しました。

 

 

気になる結果ですが・・・

 

 

 

(;゚д゚)ゴクリ…

 

 

 

測定結果

※上記画像の無断転載・測定結果のテキスト化を禁じます。

放射性セシウム両核種が検出されました。134Cs/137Cs比率から逆算すると、汚染のほぼ全量が福島原発由来の汚染であることが判明しました。

 

 

ここ最近の流通食品の中では、比較的高めの数値かと思います・・・

 

 

我が家では子供はもちろん大人でもこの梨を食べることはありません。

(あくまで我が家の基準であり、基準は人それぞれです)

 

 

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繰り返しのご支援もあり、大変ありがたく思います。

皆様ありがとうございました。

 

測定室の近況

現在事務作業を東京中心に事務作業をシフトしたため、その引き継ぎ等、どうしても出張回数が多くなってしまっています。

このため、電気代や試料購入のための費用を捻出するのがきつくなっています。

多いときは月に3回東京に行くことも(+_+)

併せて時間がとにかくない状態です。なんとかもう少し頑張っていきたいのですが・・・。

 

めたぼ家のモフ達

なんだかんだで仲の良いロロ&ネネ。ストーブ前のせめぎあいで、押し出されてしまったロロですが、ネネの上に足を置くという暴挙に(;・∀・)

 

ぶにっ

 

 

 

 

 

 

暑くなってくると別の場所で体を冷やすのでした。

 

 

それでは本日はこの辺で・・・

 

 

☆。.:*:・’゜ヽ( ´ー`)ノ まったね~♪

 

 

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