本日の試料
こんにちは!
yasaでございます(*- -)(*_ _)ペコリ
今回は「秋田県男鹿産 ハタハタ」です!!
秋田県民であれば、食べたことがない!!!
という人はいないくらい、ハタハタ。
スズキ目に属する魚の一種であり、秋田県の県魚として、
昔から親しまれている食材です。
日本海側で採れるお魚なので、太平洋側では
あまりなじみのない魚かもしれませんが、
鱗がない魚なので、調理しやすいんです。
白身魚で食べやすいだけでなく、
独特の粘りと食感がある卵(ぶりこ)もまた美味。
一匹で身と卵2度おいしい、という訳です(´∀`*)
秋田産の魚は、以前もいくつか測定しております。
こちらも同様の秋田県。干拓で採取されたわかさぎです。
今回のハタハタ、重量は約8.5kgを用意!!!(=゚ω゚)ノ
それでは!! 期待と不安のドキドキを持って・・・
いってらっしゃ~い!!!!(*ฅ•ᗜ•*)(*•ᗜ•ฅ*)
前処理
8キロのハタハタは白身を測定するため、
すべて手作業で身をほぐしていきます(;’∀’)
小さく刻んだ身を、凍結させて水分を抜いていきます。
58時間(約2.5日)かけても未だ凍結乾燥は終結せず、
途中で除去された水分の氷を抜き取り
さらに1日かけ凍結乾燥・・・。Σ(・ω・ノ)ノ!
計78時間。3日間弱も凍結乾燥させたハタハタは冷凍の切り身のようなお姿に。
しかし!!!
これでもまだ乾燥しきれず、さらに凍結乾燥いたします!!!(゚Д゚;
結局これを繰り返すこと3回!!!
プラス3日間、凍結乾燥されたハタハタ。
まさに身を削る思いとはこのことですね・・・(;’∀’)
全部で3回。合計9.5日間かけて水分をとばしたハタハタは、
二次乾燥で105度で丸一日乾燥させます。
完全に乾燥させられるまでのこの日数。
9日間・・・Σ(・ω・ノ)ノ!
重量が多いとはいえ、なかなかの作業時間となりました(;’∀’)
すっかり水分が抜けたハタハタは、最後に粉砕作業を行います。
8.5キロ近くあったお魚さんは、1キロの粉となりました!!!
減容化成功です(^_-)-☆
上記の試料ですが、高精度なGe(ゲルマニウム半導体検出器)での精密測定を実施しました。
気になる結果ですが・・・
(;゚д゚)ゴクリ…
測定結果
※上記画像の無断転載・測定結果のテキスト化を禁じます。
放射性セシウムであるセシウム137が検出されましたorz
県民である私だったら食べるなぁ。。。という結果です。
(あくまで基準はひとそれぞれです)
(;’∀’)
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— 秋田放射能測定室 (@metabokenopapa) September 14, 2018
経済的にはやはり厳しい状態が続いております。先日の大型台風で窓に亀裂が入ったものの、1万円ほどの修理費を払って直すかどうか真面目に悩んでいます。何もしなくても結構飛んでいくため、かなり支出を絞っていてもなかなか試料を購入する所までいけません。
悪いニュースだけではなくいいニュースもあります。新しく入ってくださっている常勤スタッフさん達がとても頑張ってくださっていて、事務作業もだいぶ習熟してきましたし、これから実際に試料の処理に入り、今まで頭で覚えてきたことを実際に体験することでより深く理解することができそうです。
もっともっと測定のことをたくさんの方に知ってもらえるよう頑張っていきたいですね。
めたぼ
めたぼ家のモフ達
ん??しっぽに何つけてるの??
いやこれ、しっぽのゴミじゃないですよ。
メタボ家モフたちのぬいぐるみですよ(笑)
ルル、ねったん、よしお・・・ん??
一個足りない!!!!(笑)
ではまた!!!!!(^^)!
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