べぐれでねが

-気が向いたらセシウムを検査するブログ-

2019年度の活動報告や2020年の計画について

皆さんこんばんは2019年は「べぐれでねが」にとってとても大きな変化があった年でした。新規に実施することとなった大きな活動の一つは福島第一原発の空撮です。

 

空撮データはおしどりマコ&ケンさんへ主に提供するために実施しています。福島第一原発の作業の状況を市民が自分たちの力で監視するということが重要だと考えています。

 

引用元

空撮データはお二人の講演会にも使用していただき、沢山の方に福一の現状を知っていただくことが出来ています。

2020年はこれまでよりもより一層マコさん、ケンさんたちと連携していく方針です。とにかくまーっすぐな二人なので、「べぐれでねが」ができる限り二人を支えていきたいと思っています。

 

それ以外にイージス・アショアの記事ではコロラド先生こと牧田さんとの連携も。

 

そして2つ目の大きな話題ですがGe(ゲルマニウム)半導体検出器を自前で導入することに成功しました。相対効率60%台というGeの中でもかなり高性能なもので2000万円クラスの機材を中古で購入しました。

 

精密測定関係の話題で残念なニュースとして以下は2019/12/19のNHKの記事ですが・・・

この中で環境省は、除染で出た土を通常の土で覆い、作物を試験的に栽培したところ、周辺の空間線量などに大きな変化はなく、作物から検出される放射性物質の濃度も想定より低かったとして、安全性に問題は出ていないと説明しました。

そのうえで、農地としての再生利用に向けて、造成する際の手続きの進め方や、盛り土が崩れた場合は環境省が調査や土の回収を行うことなどを定めた手引きを作成する方針を示しました。

環境省は、実証事業に引き続き問題がなければ飯舘村の長泥地区で来年度から準備工事を始め、再来年度=2021年度から、除染した土を使った農地の造成を始める計画です。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191219/k10012220981000.html より引用

 

完全に頭がおかしいとしか思えない記事です。除染土を農地利用するというそもそもなんのために除染したのか全く理解できないような事が行われようとしており、これからもより一層精密測定を継続していく必要があると感じました。

 

そしてここでもう一つ皆さんにご報告があります。

2019年度の活動費用ですが上記2点(空撮・Ge導入)にかなり費用がかかってしまったため、2019年のたった1年での活動費用が・・・

1000万円を超えてしまいましたorz

(しかも自腹も何百万円単位で沢山・・・)

 

それはもちろん皆さんへと正確な情報を提供するためではありますが、正直Geを購入することがわかっていたらおそらく昨年度空撮を実施することはありませんでした(;^ω^)

ただ、以下のような深刻な自体に直面していたためやむを得ず購入する運びに・・・

「べぐれでねが」の直面している問題とこれからについて

しかも買ってから気づくのですが、ずっとエアコンや除湿機をつけっぱなし、保険の金額はべらぼうに高く延々と液体窒素を補充する必要があり買ってから維持するのも茨の道だということに買ってから気づくのでした。・゚・(ノД`)・゚・。

 

これまでは不足分を我が家からの持ち出しでなんとかしのいできましたが流石に厳しくなってきているため、(ごめんなさい)耳にタコが出来きてしまいそうですが活動継続のためご支援ご検討のほど何卒宜しくお願いします(_ _)

毎月の継続課金にたいへん支えられています。カードでの寄付はとても簡単なのでこれまで寄付したことのなかった方も是非ご検討いただけますと幸いです。

 

福島第一原発の空撮だけではなく帰還困難区域の空撮も積極的に行っていきます。これも後世に残しておく必要がある記録です。大惨事を二度と起こさないためにも記録を続けていく必要があります・・・

 

流通食品の精密測定と福島第一原発や帰還困難区域の空撮。一市民測定所としては重すぎる役割を担うこととなってしまいましたがフライト費用の低コスト化などの交渉を現在も続けています。今年も様々な真実を沢山の方へ届けることができるよう頑張っていきますので温かく見守っていただけますと幸いです(^_-)-☆

めたぼ

クレジットカード(VISA,MASTER)による寄付

1,000円以上の任意の金額での活動支援が出来ます。今後の活動継続のため、ご支援をよろしくお願いいたします。

(金額に関してですが、全角での入力はエラーになるため、必ず半角でのご入力をお願い致します(_ _))

カンパ用口座、毎月の自動引落はコチラ