べぐれでねが

-気が向いたらセシウムを検査するブログ-

福島第一原発、空撮可視化プロジェクト【2022.06撮影】

本プロジェクトは市民が主体となり、福島第一原発を可視化するプロジェクトとして2017年より開始されました。2022年6月中旬に報道提供用の撮影を実施。その際の映像を一般の方にも広く公開することとしました。これまで公開されることのなかった福島第一原発での作業の様子等をぜひ皆さんの眼でご覧になってみて下さい。

1:53 汚染水放出に使用される放水立坑の工事の様子

6:14 5/6号機原子炉建屋詳細

10:29 1-4号機原子炉建屋詳細(北西側より)

12:46 1-4号機原子炉建屋詳細(南西側より)

17:58 最後に、2000m上空での空撮訓練中の様子など

この度の撮影はアクトビヨンドトラストさんからの助成金を活用し、一部の機材を整えることができました。但し、これまで不具合のあった機材の一部を置き換える事はできたものの取材費用まで資金を回すことが難しかったため、活動を継続するために皆様のご支援をお願いさせて下さい。年間を通じて取材するとなると、その他不具合のある機材の修繕、遠方からのお手伝いの方の移動・宿泊費も含め、ここからさらに200-300万円ほどの費用が必要となる見込みです。ぜひたくさんの方と力を合わせて福島第一原発の様子を可視化していきましょう。ご寄付はクレジットカードで手軽に行うことも可能です。

クレジットカード(VISA,MASTER)による寄付

1,000円以上の任意の金額での活動支援が出来ます。今後の活動継続のため、ご支援をよろしくお願いいたします。

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今回の撮影について

東京電力のこれまで会見では構内での作業がブラックボックスであるが故にこれまでしばしば実態とは異なる説明をする場面が見られました。本プロジェクトは専門的な技術や知識、機材が必要とされ、なおかつ費用を要する空撮を私達が担い、それを報道関連の記者へと提供、併せて一人でも多くの市民の眼で監視することでさらなる放射性物質の拡散を防ぐというプロジェクトです。

一人でも多くの市民の眼で監視し関心を持つことが原発内の作業の適正化へと繋がります。原発の立地自治体や周辺自治体、ひいては福島県全体、隣県の方々の無用な被ばくを防ぎ、被ばくで悲しむ方をこれ以上増やしてしまうことの無いよう一人でも多くの方が原発内での作業について興味を持っていただけると嬉しいです。

なお、空撮については様々な飛行許可等を得た上で実施しています。安易に類似の行為を行ってしまうことで規制が強化され今後の取材が難しくなってしまう可能性もあるため
くれぐれも安易に真似をなさらぬようお願いします。

『べぐれでねが』の今後の活動について

これまで空撮のために大部分の人的資源を割いてきましたが、資金が集まればある程度安定して撮影を行うことができる環境が整ったため、今後は食品の精密測定についても再度力を入れていきたいと思っています。現在はGe(ゲルマニウム半導体検出器)の維持費で手一杯の状態が続いているため、資金が集まれば食品の測定についても力を入れていくつもりです(^o^)

2019年12月産 佐賀県白石町産 レンコン

関連動画

・帰還困難区域上空1000mをフライト中に起きたエンジントラブル。取材中にガチで死にかけた話。(2021.10福島第一原子力発電所 空撮取材)

・避難指示解除が目前に迫る大熊町の今を伝えます

・福島県大熊町、立入規制緩和区域の放射能測定(2021.03)

・2020.02帰還困難区域国道6号線の放射能測定(3面撮影)

・2020.02 大熊町オリンピック聖火リレーコース、県道35号線の放射能測定

めたぼ家のモフ達

朝方休んでいたよしお

 

そのままその場で寝てしまいました( ˘ω˘)スヤァ

ということで本日はこのへんで。それではまったねーヽ(=´▽`=)ノ

めたぼ

ご支援のお礼

今井医院様よりこの度活動資金のご支援をいただくことができました。大変ありがとうございましたm(_ _)m